インターンシップを受け入れました 2日目 笠原建設
夏も本格的になって毎日溶けるような暑い日が続いています。
若い頃は毎年のように標高の高い山に行ってキャンプをし、涼しい山の中で夏を過ごしていました。天然クーラーはとても気持ちのいいものです。
前回、インターンシップの話題をお届けしておりましたが内容が盛りだくさんな為、3回に分けてその模様をお届けします。
2日目は西九州自動車道 唐津伊万里道路 の基礎工事(杭工事)を行っている木須地区で職場体験を行いました。
午前中は現場の見学を行っていたそうですが、あいにくの雨で午後からは安全訓練などを学びました。
業界の方であればすでにご存じかと思いますが、KY活動(危険予知活動)です。
あらかじめ決められた絵をみながら、この現場に潜んだ危険個所を洗い出し、どの程度の危険度かを分析し、どういう措置が必要かなどを検討します。
高校ではこのような学習はしないと思うのでいい経験になったのではないでしょうか。
危険予知はどのような場面でも有効なので、これを活かすような話も少ししました。
まとめが終わったら、一人ひとり発表してもらいました。
発表の内容を私も聞いておりましたが、結構ちゃんとした内容で感心しました。(笑)
この後は、現在行っている唐津伊万里道路の工事の概要説明を受けました。
この図の破線部分がまだ未開通部分で、この現場では赤で囲った部分の基礎工事を行っています。
次に、現場の状況を動画で見れるシステム「Gリポート」という製品を使ってリモートで現場確認を行いました。
現場側では下記のような、通信ができるスマホとジンバルのセットをもっていきます。
こんな感じで現場を撮影すると
現場事務所ではこのように現場の様子が動画で見れるのです。
土木工事の現場では定期的に発注者からの確認があります。
この時にこのシステムがあると遠隔地に訪問しなくてすみますので、だいぶ負担が軽減されますね。
ただし、見れるのが二次元なので奥行き感が分かりずらいとのことでした。