珍しいクレーンで作業しました   笠原建設

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先日、安全パトロールでお邪魔した福所江漁港 (佐賀有明海)の現場で珍しいクレーンを使った作業がありましたので取材してきました。

5tのコンクリート板をクレーンで吊って、現地に据え付ける作業です。

一般的には、ラフタークレーン等を使ってやれば何てことは無い作業ではあるのですが

今回はクレーンの使えない海岸際ということで、海に浮かぶ・・・

ちょっと違って有明海の潟に浮かんで荷物を吊りあげる「起重機」というクレーンを使いました。

この起重機には、今回設置するコンクリート板 5t x 60枚も海上を経由して運んできました。

そして、満潮の時に起重機を現場付近まで移動させ

干潮になるとこのように・・・

このドロドロの潟の上に浮いているのです。

300tの荷物を積み、自分の重量も入れると結構な重さですよね。

その巨体がこのズブズブの上に浮いているのです。信じられます~!

人間だと足の根本まで埋まってしまい、抜くのが大変だそうです。

さらにクレーンを使ってコンクリートの板を設置します。

足下の状況も悪いのできちんと安全帯を使って作業します。

工事としては完成に近い状態ですが、最後まで気を抜かず安全第一でお願いしますね。

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