ハイブリット車を使った高齢者教習 唐津自動車学校
道路交通法では、70歳以上の方で免許の更新を希望される方を対象に高齢者教習を受ける必要があります。唐津自動車学校ではこの高齢者講習を平成10年度から実施しており、今回は先日AT車教習用に導入した
ハイブリッド車 「新型 プリウス」
を使って教習を行いました。
ハイブリッド車は省エネ、環境に配慮した点で優れた車ではありますが、構造的にエンジン音などが殆ど無い為、聴覚障害者・視覚障害者や高齢者への配慮が必要となってきます。今回はハイブリット車の操作性、静音性などを体験していただき、今後の安全運転に生かしていただくことを目的としています。
☆校長 丸山より 開講あいさつ(当日は唐津ケーブルテレビさんも取材に来られていました)
☆講習の内容を仁部部長よりご説明
1)ハイブリッド車の構造、特性、操作方法の説明
2)静音性体験
マイクロバス(ディーゼル)、普通車、二輪車、ハイブリッド車(プリウス)が後方から来た時に、何m後方から認識できるか、音に気づいた時にプレートを上げてもらうという体験をしていただきました。
その結果は、マイクロバス -> 普通車 -> 二輪車 -> ハイブリッド車 の順番で認識しずらいということが分かりました。
自分も路地や駐車場でハイブリッド車に遭遇したことがありますが、全くエンジン音がしないので後方から来てもまったく気づきませんでした。特に、住宅地などで出会い頭の事故には注意が必要ですね。
ちゃんと、教習用にカスタマイズされています。キーも無く、エンジンスタートはボタンだけなんですね~
ハイブリッドをより多くの方に体験していただく為に、AT教習用に 12台 導入しております。
より多くの方に教習の中で体験していただけると思います。