インターンシップ 笠原建設
7月6日~8日の3日間、唐津工業高校から3名の学生さんが笠原建設にインターンシップ体験で訪問されました。
毎回色んな体験をされて帰られるのですが、今回は土木の現場が中心の内容でした。
1日目は、武雄市の六角川の現場です。
現場所長からどういうことをやっているか説明を聞きます。
現場は何度か河川が氾濫した箇所で、今回の工事はこれを防止する工事になります。
大きく2つの工事をやっていて、まず1つめは河道の樹木を伐採、地盤を改良し固くしてヨシ等が茂らないようにします。こうすることで水が流れやすくなります。
もう1つの工事は、河道の一部を掘削して掘り下げ川の貯水量を増やします。
学生も真剣な表情で話しを聞いています。
その後現場に行き施工状況を見学します。
現場担当から工事内容の説明です。
ちょっと長目の説明でしたが(笑)理解できたかな?
これが地盤改良した後の状態です。
2日目は、佐賀諸富の現場です。
佐賀有明沿岸道路が延びているのをご存じかと思いますが、この地区は地盤が弱い為道路を作る前に地盤の下に杭を打つ工事が必要です。
この現場では、その杭を打つというか作りながら打っていく感じの工事です。
こちらでも現場所長から工事の説明を受けます。
タブレットを使ってより詳しい説明を
杭の配置図
紫の丸が杭で素材はコンクリートです。
1本あたり直径2mで約2.4m間隔で350本ほど施工するそうです。
長さは地下20mまで延びているそうです。
そんな長い杭、どうやって入れるの?という話ですが・・・
ドリルのようなもので掘りながら杭の素材であるスラリー(水とセメントを混ぜたもの)を原位置にある土に注入し混ぜ杭となるそうです。これがその機械です。
こちらの現場では佐賀県内の色んな会社さんが施工されており、笠原建設でも2カ所施工しております。
3日目は、笠原建設のある石志事務所でお手伝いをしてもらいました。
敷地内で基礎工事をやっており、こちらの型枠外しを手伝ってもらいました。
最後に、コンクリートポンプ車のブームをリモコンを使って操作体験してもらいました。
3日間の体験いかがだったでしょうか。
土木と建築の学生さんだったと思いますが、現場のイメージは湧いたでしょうか。
建設・土木という業界は頭も体も使って大変なイメージがありますが、現場が出来上がった時の達成感は何物にも代えがたいものがあります。
ぜひ、笠原建設でいっしょに働きましょう!