町田川現場訪問 笠原建設
久しぶりに笠原建設の現場を訪ねてみました。場所は唐津駅の南側にある町田川(ちょうだがわ)です。
この付近は過去洪水などで災害がおきやすい場所らしく、今回の工事で川底を深くして水の流れる量を増やすというのが工事の目的です。
東側から現場を覗いてみるとこんな感じです。
川の中に道路を作って重機やダンプが走るってすごくないですか?
泥ってやっかいなもので、ちょっと雨が降るとズルズルに滑ります。
最初はトンパックと呼ばれる袋に泥と石を混ぜたものを作り、現場に持ち込んで工事用の道路を作る所から始まります。
川なので水はあって当然なのですが、これをポンプで出したり、雨水や海の水に気を使いながら仕事を進めていきます。
現場ではいま、木の杭を打って
大きな石を並べる作業が進んでいました。
この石って何の為に必要か分かりますか?
川などに住む生物が暮らしやすくする為です。
この川には様々な植物やニホンウナギ、タナゴ、ドジョウなどの魚類、サギなどの鳥類が生息しているらしく、これらと共存していくため、こういう構造にしているそうです。
実際、工事中にニホンウナギにも出会ったそうですよ。
これだったらお魚さんも住処を作りやすそうですね。
お~っと、レベルを使って施工高をチェックしている笠原建設の社員を見つけました。
現場所長にこの現場で苦労していることは何ですか?と訪ねたら
「街中の現場なのでご近所さんに騒音や震動でご迷惑をおかけしていないか、通学で学生さんが通られるので安全面などに気を使っている」
とのことでした。
工事の段取りから、お客様との打合せ、近隣住民への配慮まで何かと大変だとは思いますが、これからも安全第一で品質の高い工事をお願いしますね。