新しいドローンを導入しました 笠原建設
2021年も3月中旬になりソメイヨシノの開花宣言が聞かれるようになりました。
この季節は卒業式や人事異動で別れや出会いの季節ですね。
我が家にも旅立つ子がいまして、今は引っ越し用の荷物の準備、今までので生活で使用した物の片付けでとんでもないことになっています。(笑)
親としては、早く独立して欲しいという期待の反面、寂しくなるというなんとも複雑な気持ちですね。
昨日、笠原建設で新しくドローンを導入しました。
ドローンとしては今や有名となったDJIのPhantom4 のRTKというバージョンです。
従来のPhantomにはこのコブのような突起がありませんでしたが、今回これが追加になっています。
これはRTKというモジュールらしいのですが、機能としてはGPSのモジュールです。
この本体ともう一つのモバイルステーションを使いある仕事をします。
この姿をみてなんとなく想像できた方もいらっしゃるかと思いますが・・・
そうです 「測量」です。
この仕組みを示した図になります。
このモバイルステーションを測量の原点となる場所に置き(基準局)、これを基準にドローンが動き回って3次元での立体的な測量を行います。
測量する範囲を下図のように決めておく必要はあるのですが
これを指定しておくだけでドローンが緑色の線のルートを自動的に飛行し画像データを収集します。
この測量データは点群という形のデータとしてパソコンに取り込み、土量計算や掘削の計画に使用されます。
今までは、現場を一日もしくはそれ以上歩き回って行っていた測量業務をこの機械は数時間で終わらせてしまうのです。
IT技術を使うとどんどん便利になりますね。
これを使いこなすには勉強することも多そうですが、使いこなして仕事を楽にしましょう。